人気ブログランキング | 話題のタグを見る
The URBZTOWN トップへ
Game excite
運動のすすめ その9 気功法②
一方、「軟気功」は、まず「外功」と「内功」に分かれます。「外功」は主に気功師などが自分の気を放射して患者を治療するものです。一方、「内功」には三種類あり、からだを動かす「動功」、からだを動かさない「静功」、それにマッサージや按摩などでからだをほぐして「気」のめぐりをよくする「按功」に分けられます。日本で一般的に「気功法」といえば、「動気功」のことをいいます。

 「気」は万物の中を流れる一種のエネルギーで、「気」が人の中を流れときは経絡というルートを通るとされ、気が集まる場所を丹田と呼びます。「気功法」は体内の「気」の流れを順調にし、活性化しようとする試みであり、「気」の性質をさらに純粋で良質のものにしようとする修行法なのです。その修行法は多種多様で、小規模に行われているものも含めれば、おそらく千種類をこえるやり方があるといわれています。
# by redmanID | 2005-03-19 05:30
 
運動のすすめ その8 気功法①
「気功法」とは

 「気功法」は吐納・導引・静功・内功・定功・内養功・養生功など色々な名前の呼び方をされていました。1940年から劉貴珍による中国医療気功の研究と実践が行われ、1953年に「気功療法実践」という本あらわし、その中で昔からのさまざまな呼び方をまとめて「気功」と呼ぶようになりました。つまり「気功」とは、中国健康法の総称のことです。

 「気功法」は、「硬気功」と「軟気功」とに大別されます。「硬気功」とは、武術気功とも呼ばれ、外敵から身を守るために発達しました。からだの一部に気を集めて集中させることで強靭な肉体をつくり、相手からの防御と攻撃のために発達したものです。

 
# by redmanID | 2005-03-19 05:24
 
運動のすすめ その7 太極拳の歴史
「太極拳」の歴史
 先ず「太極拳」について言えば、この太極思想にもとづいて「太極拳」(「陳家太極拳」という)を組み立て創始したのは、河南省温県陳家溝に住む陳家一族の第九世であった明末の武将「陳王庭」といわれています。当時の陳家にはこの拳法を陳一族の者以外には伝えてはならないとする家訓がありました。しかし、陳王庭の五代のちの第十四世陳長興(1771~1853年)の時に、どうしても「太極拳」を修業したいと考えていた楊露禅(1799~1872)という人物が、陳家の下男となって密かに修練し、長興から正式に入門を許され、その楊露禅によって始められたのが「楊家太極拳」なのです。
 今日、一般に日本で知られている「太極拳」とはこの「楊家太極拳」(又は「楊式太極拳」)なのです。その後「呉家太極拳」、「武家太極拳」、「孫家太極拳」がつくられ、現在、「陳・楊・呉・武・孫」の五大流派として知られています。

 「太極拳」の演練は始めから終りまで、呼吸に合わせて同じ速度で行い、決して止まってはならないので、清代の拳法の名人は「拳は長江大海の如く、滔々として絶えることなし」といったそうですが、まさに「宇宙は無極なり」(極まることなし)という易学理論と一致しています。筋肉に力を付けるために、いくら鍛練してもその力には限界がありますが、人間の身体から流れ出る「精神の力」ともいうべき「気」というものは、「太極拳」の修練によって養うことで、更に強い「気」を自由に発することができるようになるのです。
# by redmanID | 2005-03-19 05:20
 
運動のすすめ その6 太極思想とは

 「太極思想」とは
 「気功法」と「太極拳」、この二つに共通していることは、双方とも「太極思想」と関係していることです。「太極思想」とは、中国の戦国時代(BC403~BC221)に成立した、万物を陰気・陽気と五行(水・火・木・金・土)であらわそうとする宇宙論で、その思想は道教の教えの中で陰陽五行説として説かれているものです。

 陰陽五行説とは、「混沌とした無極の状態であった宇宙の中から、陰陽二つの天地がこの世に創立され、その天地に五行の五気が、大自然を保つ順行法として互いに絡み合って、森羅万象の誕生となる」というものです。この考え方の背景には、万物は気によって構成されているという思想があり、陰陽五行説はこの気の形態を分類したものと考えられています。つまり、「気功法」も「太極拳」も同じ考え方、思想に基づくものですが、その成立過程には違いがあります。
# by redmanID | 2005-03-19 05:18
 
運動のすすめ その5
【運動のすすめ その5】
 そもそも、「運動のすすめ」とは、健康増進、健康養生を目的としたものです。運動することで、人間本来が備えている本能的な能力を発揮し、滋養強壮に役立てることなのです。決して特別な能力を必要とするものでは有りません。ただ短期間で効果を上げようとすると、無理が生じます。気長に毎日少しずつ継続して繰り返す事が大切です。やはり「継続は力なり」なのです。
 さて「気功」と「太極拳」、この二つに共通している事は、どちらもその効果が現れるまでには時間がかかると言うことです。中国4千年という気の長い歴史が生み出した健康法について解説しましょう。
 
 「気功」または「気功法」とは、人体の根源的なエネルギーである「気」の力を最大限に発揮していくトレーニング方法のことです。一方、「太極拳」とは、別名「内家拳」ともいわれ、中国武術の一つです。「内家拳」には「太極拳」の他に「形意拳」、「八卦掌」があり、内家三拳と言われています。「内家拳」は別名「軟拳」とも呼ばれ、主に精神を統一させて、「気」を修練するもので、「綿裏蔵針」と言われるごとく、綿のように柔らかく見える動きが、「内気」を鍛錬することによって鋼鉄のような強さを生み出します。
 
 余談ですが、「内家拳」があれば、「外家拳」というのもあります。1500年の歴史を持ち嵩山少林寺に伝えられて来た中国武術の源流ともいえる「少林拳」。長江以北で行われてきた北派拳法の査拳、花拳、灼拳などを含む「長拳」。長江以南の福建、広東、湖南、四川、江西、などの地方で行われている「南拳」などです。別名「硬拳」と呼ばれる「外家拳」は骨格、筋肉、皮膚などを鍛錬し、猛力を用いるもので、動きはきわめて俊敏・快速です。
# by redmanID | 2005-03-13 05:23
 


 
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧